DIYシャワーユニットとは?暮らしに足せる“もうひとつの水場”
目次
- 1: DIYシャワーユニットとは何か?
- 2: メリット・デメリットを整理する
- 3: ライバル製品との比較で見えるDIYの強み
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
DIYシャワーユニットとは何か?
「えっ、シャワーって自分で設置できるの!?」そんな驚きから始まるのが、DIYシャワーユニットの世界です。これは、自宅やアウトドアで手軽に設置できる自作型の簡易シャワー設備。専門業者に頼まず、自分の手で組み立てられるのが最大の魅力です。
基本構成はいたってシンプル。シャワーヘッド、ホース、ポンプ、タンク、そしてスタンド。これらを組み合わせるだけで、あっという間に“自分だけの水場”が完成します。
使い方は実に多彩。キャンプ場で汗を流すために、災害時の非常用として、ペットの足洗いに、あるいはベランダでのちょっとしたクールダウンにも。水道がない場所でも、タンク式なら問題なし。まさに“どこでもシャワー”の時代です。
選ぶときのポイントは、水圧の強さ、設置のしやすさ、収納性、そして電源の有無。電源不要のポンプ式ならアウトドア向き、USB充電式なら室内でも快適。用途に合わせて選べば、あなたの生活にぴったりの一台が見つかるはずです。
メリット・デメリットを整理する
DIYシャワーユニットの魅力は、なんといっても“気軽さ”。まずメリットから見てみましょう。
- 設置が簡単で、工具不要のモデルも多く、説明書を見ながら30分以内で完成するケースも。
- 価格も5,000円〜30,000円程度
- 持ち運び可能
- スタンドやタンクの位置を調整できるカスタマイズ性
- 賃貸住宅対応
- 節水設計
一方で、注意すべき点もあります。
- 水圧の弱さ:電源不要タイプでは物足りなさを感じることも。
- 温水対応の制限:冬場は工夫が必要。
- 耐久性のばらつき:製品によって品質に差がある。
- 水補充の手間:タンク式の場合は頻繁な補充が必要。
- 屋外使用時の制約:風や気温の影響を受けやすい。
編集部コメント:完璧ではないけれど、あると生活がちょっと便利になるツール。お風呂の代替ではなく、“もうひとつの水場”として考えると、その価値がぐっと見えてきます。
ライバル製品との比較で見えるDIYの強み
DIYシャワーユニットの魅力をさらに深掘りするには、ライバル製品との比較が欠かせません。ここでは、代表的な水回り設備と並べてみましょう。
- メーカー製ユニット:完成品として販売されており、デザイン性や機能性は高いが、価格は10万円以上
- ユニットバス:浴室全体を一体型で構成するため快適性は高いが、工事費込みで数十万円〜
- 在来工法の浴室:注文住宅などで使われる本格的な浴室設計。自由度は高いが、コスト・工期ともに最大級で、DIYとは対極の存在。
それに比べてDIYシャワーユニットは、価格も設置も圧倒的に手軽。持ち運び可能で、設置場所も自由。カスタマイズもできるため、「お風呂ほどじゃないけど、ちょっと水場が欲しい」というすき間ニーズ
つまり、DIYシャワーは“浴室未満・洗面以上”
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。お聞きいただいたのはDIYシャワーユニットとは?という特集でしたが…いや〜、びっくりしましたねえ。シャワーって、もう“工事してもらうもの”じゃないんですね。
そうなんです、ふもとさん。最近は、工具なしで組み立てられるタイプや、ベランダや庭でも使えるポータブル式が人気なんですよ。価格も1万円前後からあって、災害時やアウトドアにも重宝されているんです。
なるほどねえ。昔は“風呂場=家の中”っていう固定観念がありましたけど、今は“水場を持ち歩く”時代なんですね。…でも琳琳さん、これって本当に便利なの?水圧とか、温度とか、気になる人も多いと思うんだけど。
そこがまさにポイントでして。電源不要のタイプは水圧が弱めだったり、温水対応が限定的だったりするんです。ただ、節水設計や賃貸対応など、暮らしに寄り添った工夫も多くて、「完璧じゃないけど、あると便利」っていう位置づけですね。
うんうん、わかる。お風呂の代わりじゃなくて、“もうひとつの水場”っていう発想がいいよね。…ロン、どう思う?リスナー目線で言うと、これは“買い”なのかい?
ワン!ご指名ありがとうございます、ふもとさん。
リスナー代表として申し上げますと、DIYシャワーユニットは「生活の余白を広げるアイテム」と言えるでしょう。特に、ペットの足洗いやガーデニング後の手洗いなど、ちょっとした水場が欲しい場面では、非常に実用的です。
おお〜、さすがロン。言葉の選び方がもう、エッセイストだねえ(笑)。でも確かに、暮らしの“すき間ニーズ”に応えるっていうのは、今の時代っぽいよね。
そうですね。メーカー製ユニットやユニットバスと比べても、価格や設置の柔軟性では圧倒的に優位です。もちろん、耐久性や水補充の手間など注意点もありますが、使い方次第で“ちょっと便利”が叶うアイテムです。
じゃあ、ロン。技術解説役としてもひとつお願い。DIYシャワーって、どういう仕組みで水を出してるの?
はい、承知しました。基本的には、タンクに貯めた水をポンプで吸い上げてホースを通し、シャワーヘッドから噴出する構造です。電源式の場合はUSB充電や乾電池式が多く、非電源式は足踏みポンプや手動加圧式が主流です。水圧はポンプの性能に依存しますが、最近は改良が進んでおり、キャンプ場でも十分な水量を確保できるモデルが増えています。
ほほ〜う。ロン、君は本当に“森羅万象”に通じてるねえ。…でも、しゃべりすぎると番組乗っ取られちゃうから、今日はこのへんで(笑)
ワン!了解です。次回はエンタメ担当で登場しますね。
ふもとさん、次のコーナーは「今週の気になるアイテム」です。DIYシャワーに続いて、今話題の“折りたたみ式洗面台”をご紹介します。
おお、また“水場革命”だね。ではこのあとも、どうぞお楽しみに!