【買う前にざっくり理解】ST4000DM004の特徴・用途・比較まとめ
目次
- 1: ST4000DM004とは?──静音・省電力・コスパ重視の4TB HDD
- 2: メリット・デメリット──用途に応じた選び方のポイント
- 3: ライバル製品との比較──WD・東芝との違いはここ
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
ST4000DM004とは?──静音・省電力・コスパ重視の4TB HDD
「4TBって、何に使うの?」──そんな疑問に応えるべく登場するのが、SeagateのBarraCudaシリーズ「ST4000DM004」。この内蔵型HDDは、家庭用PCや録画機器にぴったりな“静かで省エネ”な頼れるストレージです。
スペックをざっくり言うと、容量は4TB。回転数は5400rpmで、静音性と低消費電力を両立。キャッシュは256MBと大きめで、SATA600接続にも対応しています。
さらにこのモデル、SMR(Shingled Magnetic Recording)方式を採用。ざっくり言えば「高密度で安くできるけど、書き換えにはちょっと弱い」タイプ。写真や動画の保存には向いていますが、頻繁な書き換えがある用途には注意が必要です。
そしてもうひとつのポイントが、省電力設計。2TBプラッタを2枚使うことで、消費電力を抑えつつ大容量を実現。Multi-Tier Caching技術も搭載されていて、読み込みのスピード感もなかなかのもの。
「静かで、安くて、たっぷり保存できる」──そんな欲張りなニーズに応えてくれるのが、このST4000DM004なのです。
メリット・デメリット──用途に応じた選び方のポイント
ST4000DM004の魅力は、なんといっても“静かで安い”こと。5400rpmの低速回転により、動作音は控えめ。発熱も少なく、省エネ設計で電気代にもやさしい。価格も4TBクラスではかなり手頃で、録画用HDDとして人気があるのも納得です。
ただし、万能ではありません。このモデルはSMR方式──ざっくり言えば「書き込みがちょっと苦手」なタイプ。一度保存したデータを頻繁に更新するような使い方には向いていません。また、速度面でもSSDや7200rpmのHDDには劣るため、ゲームや編集作業には不向きです。
では、どんな人におすすめか?答えは「保存専用の倉庫がほしい人」。録画番組の保管、写真や動画のバックアップ、家庭用PCの拡張ストレージなど、“書き込んだらしばらくそのまま”という使い方にぴったり。コスパ重視で静かに長く使いたい人には、かなり頼れる一台です。
ライバル製品との比較──WD・東芝との違いはここ
「じゃあ、他の4TB HDDと何が違うの?」──そんな疑問に応えて、ST4000DM004のライバルたちとざっくり比較してみましょう。
まずはWestern DigitalのWD40EZAZ。こちらはCMR方式を採用していて、同じ5400rpmながら書き換え性能と安定性ではST4000DM004よりも優位。頻繁にデータを更新する用途なら、WDのほうが安心かもしれません。
次にToshibaのMD04ACA400。こちらはCMR方式かつ7200rpmの高速モデル。動画編集やゲーム用途など、スピード重視なら東芝に軍配が上がります。ただし、動作音や消費電力はやや高め。
では、ST4000DM004の強みはどこか?それは静音性と省電力、そして価格の安さ。録画データや写真の保存など、“書いたらしばらくそのまま”という使い方なら、コスパ最強クラス。用途が合えば、これほど頼れるHDDはなかなかありません。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さてさて、ここまで「ST4000DM004って何者?」という話をしてきましたが、改めて振り返ると…これ、かなり“家庭向け”なHDDって感じだよね。
そうですね。まず容量4TBで5400rpmの静音設計。SMR方式でコストを抑えつつ、Multi-Tier Cachingや2TBプラッタで省電力も実現。録画や写真保存にはぴったりです。
ただし、SMR方式は書き換え性能に弱い。頻繁な更新や高速処理には向かないので、用途を見極める必要があるワン。
なるほどねぇ。じゃあ、WDとか東芝のライバル製品と比べるとどうなの?
WD40EZAZはCMR方式で、同じ5400rpmでも書き換え性能と安定性ではST4000DM004より優位です。MD04ACA400は7200rpmで速度重視。編集作業やゲームならこちらですね。
でもST4000DM004は静音性と省電力、そして価格の安さが強み。“保存専用の倉庫”としては最適解だワン。
そういえばさ、4TBって実際どれくらいの容量なの?数字だけじゃピンとこないよね。
ざっくり言うと、スマホ写真なら約100万枚、音楽なら80万曲、動画ならフルHDで1000時間分くらいですね。
つまり、家族の思い出も、録画したドラマも、ぜんぶ詰め込める“デジタル倉庫”ってことだワン。
それはすごい。しかも静かで電気代も安いって、まさに“家庭の守護神”じゃないか。
まとめると、Seagate ST4000DM004は静音省電力コスパ重視の4TB HDD。SMR方式による制約はあるものの、録画データ写真保存家庭用PCの拡張ストレージなど、“書いたらしばらくそのまま”の用途には最適です。
ライバル製品と比べても、価格と静音性では圧倒的に有利。ただし、速度や書き換え頻度が高い用途には向かないワン。
つまり、「静かで安くて、たっぷり保存できるHDDがほしい!」って人には、これがベストチョイスってことだね。いや〜、今日も勉強になった!
ご家庭のデータ管理、見直すきっかけになるかもしれませんね。
ワン!
