【徹底ガイド】ワニクラッシャー スピードブラックの特徴と選び方
目次
- 1: ワニクラッシャー スピードブラックとは?最新モデルの特徴を解説
- 2: ワニクラッシャー スピードブラックのメリット・デメリット
- 3: ライバルモデルとの比較:黒WANIの立ち位置を明確化
- 4: ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
ワニクラッシャー スピードブラックとは?最新モデルの特徴を解説
ワニクラッシャー スピードブラックって、名前からして強そうだけど…結局どんなバットなの?そんな疑問にまず答えると、これはアメリカ発のバットブランドマルーチが、日本の軟式プレイヤー向けに本気で作り込んだ最新・上位モデルです。ワニクラッシャーシリーズ自体が「反発力と扱いやすさの両立」をテーマにした人気ラインで、その中でもスピードブラックは“より速く、より鋭く”を追求した強化版という立ち位置になります。
中身の構造もかなりユニークで、芯材には軽量で強度の高い7U1アルミニウムコアを採用。外側のバレルはPU×TPUの二層構造になっていて、ボールを“つかんで飛ばす”感覚が出やすいのが特徴です。バランスはクセの少ないミドルバランスで、パワーヒッターでもコンタクトヒッターでも扱いやすい設計になっています。
さらに握り心地にもこだわりがあり、手にフィットしやすいハンドル形状に加えて、グリップはおなじみリザードスキンズ製グリップ。汗をかいても滑りにくく、振り抜きの安定感が高いのがポイントです。もちろんM号対応・JSBB公認なので、公式戦でもそのまま使える実戦仕様の一本と言えます。
ワニクラッシャー スピードブラックのメリット・デメリット
ワニクラッシャー スピードブラックの魅力をひと言でまとめるなら、「軽く振れるのに、しっかり飛ばせる」という絶妙なバランス感です。前の段落で触れた7U1アルミニウムコアやPU×TPUバレルの組み合わせが効いていて、スイングの負担が少ないわりにボールを押し返す力が強いのが大きなメリット。さらにミドルバランス特有の扱いやすさと、手に馴染むハンドル形状もあって、初めて握った瞬間から「振りやすい」と感じる人が多いモデルです。
一方で、デメリットもいくつかあります。まず価格帯はやや高めで、トップバランスの“ヘッドが走る感覚”が好きな人には少し物足りなく感じる可能性があります。また限定モデルという性質上、在庫が安定しにくく、欲しいタイミングで手に入りづらいことも。打球感もやや柔らかめのフィーリングなので、「カツン!」と硬い打感を好むプレイヤーとは相性が分かれる部分です。
では、どんな人に向いているのかというと、軽く振り抜きたい人や、操作性と飛距離の両立を求めるプレイヤーには特におすすめ。ミドルバランスの万能さもあって、パワー型・巧打型どちらでも扱いやすい守備範囲の広い一本と言えます。
ライバルモデルとの比較:黒WANIの立ち位置を明確化
ワニクラッシャーシリーズには、赤ワニ・青ワニ・緑ワニといった個性派モデルがそろっていますが、その中でスピードブラック(黒WANI)がどこに位置するのかを整理してみましょう。まず赤ワニは名前の通りスピード特化で、軽快な振り抜きが最大の武器。一方の青ワニはパワー型で、トップバランス寄りの重みを使って強い打球を狙うタイプ。そして緑ワニはシリーズの初代モデルで、クセの少ないオールラウンダーという立ち位置です。
その中で黒WANIが光るのは、「軽さと強度の両立」と「扱いやすさと飛距離のバランス」。最新素材である7U1アルミニウムコアやPU×TPUバレルを採用していることもあり、シリーズの中でも最も現代的な仕上がりと言えるモデルです。赤ワニほど軽快すぎず、青ワニほど重厚すぎない、ちょうど中間のいいとこ取りができているのが強みです。
ただし、すべてが万能というわけではありません。トップバランス特化モデルである青ワニほどの「ヘッドが走る飛距離性能」を求めると、黒WANIはやや控えめに感じる可能性があります。また価格帯もシリーズ内では高めで、コスト重視の人にはハードルになることも。それでも、最新素材の恩恵と扱いやすさのバランスを考えると、シリーズの中で最も完成度の高い一本として位置づけられるモデルです。
ラジオ形式トーク(ふもとあさと&仲間たち)
さあ、ここまでワニクラッシャー スピードブラックを見てきましたけど、改めて振り返ると、黒WANIってシリーズの中でもかなり“現代的な一本”なんだね。
そうですね。7U1アルミニウムコアやPU×TPUバレルといった最新素材を使っていて、軽さと強度のバランスがとても良いモデルです。ミドルバランスで扱いやすいので、幅広いプレイヤーにフィットしやすいのも特徴ですね。
技術的に見ても、黒WANIは“効率の良い反発”を狙った設計だワン。赤ワニのスピード特化、青ワニのパワー特化と比べると、黒WANIはその中間で、操作性と飛距離の両立を目指しているワン。
なるほどねえ。赤ワニは軽快、青ワニは重厚、緑ワニは初代の万能型。その中で黒WANIは“いいとこ取り”って感じか。
はい。特に“初めて握った瞬間の扱いやすさ”は黒WANIの強みですね。リザードスキンズ製グリップの握りやすさもあって、スイングの安定感が出やすいんです。
ところでさ、ワニクラッシャーって名前、インパクト強すぎない?初めて聞いたとき“ワニをクラッシュするのか!?”って思ったよ。
確かに(笑)。でも実際は“ボールをつかんで飛ばす”というイメージから来ているらしいですよ。ワニの噛む力ってすごいですから。
ワニの噛む力は最大で3000〜4000Nとも言われているワン。つまり“強力なホールド力”の象徴としては理にかなっているワン。
いやいや、急にリアルな数値出すのやめて(笑)。でも確かに“つかんで飛ばす”って黒WANIの打球感にも通じるよね。柔らかめで、ボールがバレルに乗る感じ。
そうなんです。あの“乗る感覚”が好きな人にはすごく合いますね。
じゃあ最後にまとめようか。黒WANIことワニクラッシャー スピードブラックは、どんな人に向いてるの?
まず、軽く振り抜きたい人。そして、扱いやすさと飛距離のバランスを求める人ですね。ミドルバランスでクセが少ないので、パワー型でも巧打型でも扱いやすいです。
技術的に言えば、7U1アルミニウムコアとPU×TPUバレルの組み合わせが“軽さ×強度”を両立しているワン。シリーズ内でも最も完成度が高いモデルと言えるワン。
逆に、トップバランスでガンガン飛ばしたい人は青ワニのほうが合うかもしれない、と。
そうですね。あと価格はやや高めなので、そこは注意ポイントです。
というわけで、今日はワニクラッシャー スピードブラックの特徴・メリットデメリット・ライバル比較まで一気にお届けしました。黒WANIは扱いやすさと飛距離の両立を求める人にぴったりの一本。シリーズの中でもバランス型の完成形と言えるモデルでした。
以上、黒WANI特集でしたワン。
