日立 白くまくん RAS-W22R徹底解説：清潔・除湿・設置性で選ぶ6畳向け最適モデル
目次
- 1: 1. 解説：白くまくん RAS-W22Rとはどんなエアコンか
- 2: 2. メリット・デメリット：RAS-W22Rの強みと弱み
- 3: 3. 比較：主要ライバル機との違いで見えるRAS-W22Rの立ち位置
- 4: ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）
1. 解説：白くまくん RAS-W22Rとはどんなエアコンか
今日の主役は、白くまくんの中でも「ちょっと通好み」なモデル、RAS‑W22R。まず一言でいうと、設置しやすくて、清潔に強くて、除湿がうまい“万能型”エアコンです。
まず注目したいのが、本体高さ24.8cmという超スリム設計です。これはエアコン選びで実はかなり重要なポイントで、
- 「うち、カーテンレールが邪魔で入らないんだよね」
- 「梁があって、普通のエアコンが付かない」
といった“設置の壁”を突破しやすいのが、このWシリーズの大きな魅力です。ライバル機種よりも取り付け可能な家が多く、設置性の高さが大きな武器になっています。
そして、日立といえばやっぱり清潔機能のフルコースです。
- 熱交換器を一度凍らせて汚れを洗い流す「凍結洗浄」
- 内部のファンまで自動で掃除してくれる「ファンお掃除ロボ」
- カビの発生を抑える「カビバスター」
この3点セットがすべて搭載されています。「エアコンの中ってカビが心配」「掃除はできるだけしたくない」という人には、かなり刺さる仕様と言えます。
さらに、RAS‑W22Rの隠れた実力が除湿性能です。日立独自の「カラッと除湿」は、室温をほとんど下げずに湿度だけをスッと取ってくれるのが特徴です。
- 「梅雨のジメジメは嫌だけど、冷えすぎるのも苦手」
という人にぴったりで、実はこの“温度を下げない除湿”が得意なメーカーはそれほど多くありません。
まとめると、RAS‑W22Rは、「どんな部屋にも入りやすくて、清潔で、除湿がうまい」、そんな生活に寄り添うタイプの白くまくんです。派手さはないものの、毎日の使い勝手の良さで選ばれる理由がしっかりあるモデルと言えるでしょう。
2. メリット・デメリット：RAS-W22Rの強みと弱み
ここでは、実際に使う立場からRAS‑W22Rの良い点と注意点を整理します。前のパートで触れた特徴を踏まえつつ、より生活者目線で見ていきます。
【メリット】“使いやすさ”と“安心感”がそろっている
まず強みとして挙げたいのが、やはりスリム設計です。高さ24.8cmという薄さは、単に取り付けやすいだけでなく、
- 引っ越し先でも再利用しやすい
- 賃貸でも設置できる可能性が高い
といった長期的なメリットにもつながります。
さらに、日立らしい清潔機能の充実も大きな魅力です。凍結洗浄・ファンお掃除ロボ・カビバスターの組み合わせにより、内部の汚れやカビ対策がしっかりしているため、
- 掃除が苦手
- 手入れを最小限にしたい
という人でも安心して使えます。
加えて、RAS‑W22Rは除湿性能が非常に高いモデルです。冷えすぎない「カラッと除湿」は、梅雨や秋の長雨の時期に特に効果を発揮し、部屋干しの乾きやすさにも貢献します。
そして見逃せないのがシーズン前自動点検。夏の初運転で「冷えない」というトラブルを事前に察知できるため、いざ使いたい時に動かないリスクを減らしてくれます。
【デメリット】便利なぶん、気をつけたいポイントもある
一方で、注意点も存在します。まず、清潔機能が多いぶん価格はやや高めです。同クラスの中堅モデルと比べると、どうしても上の価格帯に入ります。
また、内部構造が複雑なため、故障時には修理費が高くなりやすい傾向があります。特にファンお掃除ロボ搭載モデルは部品点数が多く、修理コストが上がりやすい点は覚悟が必要です。
さらに、省エネ性能は中堅クラス。決して悪くはありませんが、電気代を最優先に考える人には、より上位の省エネモデルが向いています。
【向いている人・向かない人】
向いている人
- 掃除の手間を減らしたい
- 除湿をよく使う（梅雨が苦手、部屋干しが多い）
- 設置条件が厳しい部屋に住んでいる
- 賃貸や引っ越しが多く、汎用性の高いエアコンが欲しい
向かない人
- 初期費用をできるだけ抑えたい
- 省エネ性能を最優先にしたい
- 修理コストを極力避けたい
まとめると、RAS‑W22Rは「清潔・除湿・設置性の3つを重視する人にとって非常にバランスの良い選択肢」です。一方で、価格や修理コストを重視する人には別のモデルが合う場合もあります。
3. 比較：主要ライバル機との違いで見えるRAS-W22Rの立ち位置
6畳向けエアコンの中堅クラスは、見た目こそ似ていますが、メーカーごとに性格の違いがはっきり出るカテゴリーです。ここでは代表的な3機種と比較しながら、RAS‑W22Rの立ち位置を整理します。
■ ライバル3機種の顔ぶれ
- パナソニック：CS‑223DFL（Fシリーズ）
- ダイキン：S22ZTES（Eシリーズ）
- 三菱電機：MSZ‑GV2223（GVシリーズ）
いずれも“6畳向けの売れ筋モデル”で、RAS‑W22Rと同じ土俵に立つ存在です。
■ 5つの軸で比較すると見えてくる“性格の違い”
① 清潔機能
- RAS‑W22R：圧倒的に強い（凍結洗浄＋ファンお掃除ロボ＋カビバスター）
- パナソニック：ナノイー中心で空気清浄寄り
- ダイキン：内部クリーンはあるが控えめ
- 三菱：必要最低限のシンプル構成
内部の清潔さを重視するなら、RAS‑W22Rが頭ひとつ抜けていると言えます。
② 除湿性能
- RAS‑W22R：温度を下げない除湿が得意
- パナソニック：弱冷房除湿が中心
- ダイキン：除湿は強いが温度が下がりやすい
- 三菱：標準的
冷えすぎが苦手な人には、RAS‑W22Rの除湿性能が最も向いています。
③ 設置性
- RAS‑W22R：高さ24.8cmの超スリムで圧倒的
- パナソニック：標準サイズ
- ダイキン：標準サイズ
- 三菱：標準サイズ
梁やカーテンレールの干渉など、設置条件が厳しい部屋ではRAS‑W22Rが圧倒的に有利です。
④ 価格
- RAS‑W22R：やや高め
- パナソニック：中価格帯
- ダイキン：やや高め
- 三菱：最も安い
清潔機能の多さが価格に反映されている形です。
⑤ 省エネ性能
- RAS‑W22R：中堅クラス
- パナソニック：やや優秀
- ダイキン：安定して優秀
- 三菱：標準的
電気代を最優先にするなら、ダイキンやパナソニックが有利です。
■ 総評：RAS‑W22Rは“清潔と設置性を最優先する家庭”に最適
比較してみると、RAS‑W22Rは次のような家庭に特に向いています。
- 内部の清潔さを徹底したい
- 除湿をよく使う（冷えすぎが苦手）
- 設置条件が厳しい部屋に住んでいる
- 賃貸や引っ越しが多く、汎用性の高いエアコンが欲しい
逆に、価格重視・省エネ重視の人は、三菱やダイキンのほうが合う場合もあります。
ラジオ形式トーク（ふもとあさと＆仲間たち）
さて、ここまで白くまくん RAS-W22Rの特徴やメリット・デメリット、そしてライバル比較まで見てきましたが……琳琳さん、ざっくり振り返るとどんな印象ですか？
はい。まず一番のポイントは高さ24.8cmのスリム設計ですね。設置性がとても高くて、梁やカーテンレールで諦めていた部屋でも取り付けられる可能性が広がります。そして、日立らしい凍結洗浄・ファンお掃除ロボ・カビバスターの“清潔フルセット”。さらにカラッと除湿で冷えすぎず湿度を取れるのも大きな魅力です。
技術的に見ても、RAS-W22Rは“内部の清潔性”に特化した構造です。特にファンまで自動で洗浄できるモデルは、6畳クラスでは珍しい部類です。除湿制御も細かく、温度を下げずに湿度だけを落とす制御は、他社より優位性があります。
ところでロン、エアコンの“清潔機能”ってそんなに重要なの？昔はそんなのなかったよね。
昔は“内部が汚れる前提”で、定期的に掃除する文化でした。しかし現在は内部のカビ対策が健康面でも注目されていて、清潔機能はユーザーの関心が非常に高いです。
実際、エアコン内部のカビって、においの原因にもなりますしね。部屋干しの時期なんかは特に気になります。
ああ、あの“モワッ”としたにおいね。あれが減るなら、清潔機能はありがたいなあ。
さらに、RAS-W22Rはシーズン前自動点検も搭載しています。夏の初運転で「冷えない」というトラブルを事前に察知できるのは、実はかなり便利です。
なるほど、地味だけど助かるやつだ。
では最後に、白くまくん RAS-W22Rがどんな家庭に向いているか、まとめておきますね。
技術的な視点から言うと、清潔性能・除湿性能・設置性の3つを重視する人には最適です。特に“冷えすぎない除湿”が欲しい人、内部のカビ対策をしっかりしたい人には強くおすすめできます。
逆に、価格を抑えたい人や、省エネ性能を最優先にしたい人は、ダイキンやパナソニックの同クラスも検討したほうがいい、ということだね。
はい。ですが総合的に見ると、RAS-W22Rは“清潔と設置性に特化した6畳向けエアコン”として非常にバランスが良いモデルです。梁やカーテンレールで悩んでいる部屋、部屋干しが多い家庭、掃除の手間を減らしたい人には特に向いています。
ライバル比較でも、清潔機能と設置性は圧倒的でした。畳向けで“内部の清潔さ”を重視するなら、現行モデルの中でもトップクラスです。
というわけで、今日は白くまくん RAS-W22R 徹底解説をお送りしました。エアコン選びって難しいけど、こうして比べてみると性格がぜんぜん違うんだね。皆さんの参考になればうれしいです。