【商品レビュー】記憶と創作をつなぐ一冊『PCエンジンコンプリートガイド』
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目次
- 1: この商品の分かりやすい解説
- 2: ベストシナリオ
- 3: ユーザーレビュー
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
この商品の分かりやすい解説
『PCエンジンコンプリートガイド』とは?
1987年に登場した家庭用ゲーム機PCエンジンに焦点を当てた、完全保存版のガイドブックです。レトロゲーム愛好会による編集で、当時の熱狂と技術革新を余すことなく網羅しています。
本書の特徴
- 全ソフト網羅:PCエンジンで発売されたすべてのゲームソフトを、パッケージ・画面写真・Huカード・CD-ROM2などのメディア別に紹介。
- 新規撮り下ろし画像:掲載されている画像はすべて撮り下ろし。美麗なビジュアルで当時の雰囲気を再現。
- 周辺機器も掲載:本体や周辺機器の写真・解説も充実。マニア心をくすぐる構成。
- 検索性の高い構成:年代別・50音別の検索パターンを用意。目的のソフトがすぐに見つかる。
- ファミコン関連書籍との姉妹本:同シリーズのファミコン版と並べて持ちたい一冊。
基本情報
- 書名:PCエンジンコンプリートガイド
- 編集:レトロゲーム愛好会
- 出版社:主婦の友社
- 発売日:2018年3月30日
- ページ数:223ページ
- サイズ:15.1 x 1.2 x 21.2 cm
- ISBN:978-4074298617
こんな人におすすめ
- PCエンジンをリアルタイムで遊んでいた世代
- レトロゲームの資料を探している研究者・コレクター
- ゲーム史に興味がある人
- 昔のゲームのパッケージや画面を眺めるのが好きな人
ベストシナリオ
ベストターゲット像:40代半ばのゲーム開発者・タカシさん
背景と動機
タカシさんは、ゲーム黎明期の影響を色濃く受けた世代。中学生時代、初めて手にしたPCエンジンの『スーパースターソルジャー』に衝撃を受け、ゲームの世界にのめり込んだ。大学ではプログラミングとグラフィックデザインを学び、現在はインディーゲーム開発者として活動。自身のゲーム制作にレトロなエッセンスを散りばめることに情熱を注いでいる。
本書との出会いと活用ストーリー
ある日、書店で目に留まった『PCエンジンコンプリートガイド』。懐かしさと同時に、「あの時代のゲームデザイン思想に再び触れてみたい」という欲求が芽生える。購入後は、掲載されたパッケージデザインや画面構成、操作性の記述から当時のUX思想を読み解き、自身のゲーム制作に活かし始める。
周辺機器情報や、検索性の高いソフト一覧はリファレンス資料として机の横に常備。SNSで紹介される珍タイトルをこのガイドで調べ、制作仲間との議論ツールとしても活用。
本書がもたらす価値
- 創作意欲を刺激する設計思想の源泉
- ゲーム文化史の生きた教科書
- 過去の体験を再構築し、現在の創作に昇華するツール
まとめ
この商品の最も理想的なユーザーは、当時をリアルタイムで体験し、現在は創作に携わる人。彼らにとってこのガイドは、単なる懐かしさを越え、創作活動のインスピレーションとして機能する重要な書籍なのです。
ユーザーレビュー
制作と記憶の接点にある一冊
PCエンジンを手にしていた10代の記憶と、現在ゲームを創る日々の感覚が、この一冊によって鮮やかにつながりました。単なる懐かしさではなく、当時のパッケージ構成や画面レイアウト、遊びの設計思想が本書には詰まっています。
ページをめくるたび、「この操作感、今のUXに通じる」と唸る瞬間がいくつもあり、自分の制作スタイルにも影響を与えました。
特にありがたいのは、HuカードやCD-ROM2といったメディアごとのビジュアルと、当時のタイトルを一望できる検索性。資料としての信頼感が抜群で、気になったタイトルをすぐ引けるのがとても助かります。昔の仲間との話題づくりや、現在のチーム内でのリファレンスとしても活躍しています。
ゲームを創る今だからこそ、遊んだ過去の「意味」を再発見できる——この本は、そんな体験をくれる貴重な資料です。
ふもとあさとの読むラジオ
さぁ、今夜もはじまりました「プレイバック!レトロゲームの世界」。番組前半では『PCエンジンコンプリートガイド』を取り上げましたが…懐かしかったねぇ、琳琳ちゃん。
ええ、ふもとさん。商品紹介・ユーザー像・レビューまで、かなり濃厚でしたね。この本、1987年に登場した家庭用ゲーム機「PCエンジン」に特化した完全保存版で、掲載画像はすべて撮り下ろしなんですよ。
画面写真やHuカード、CD-ROM2まできっちり網羅してるって、これもう「資料」だよね。ただの懐古本じゃない。
そうなんです。リアルタイムでPCエンジンを遊んでいた世代にとって、記憶の再発見になるような一冊ですね。特にレビューでは、現在ゲーム開発をしている“タカシさん”の視点が印象的でした。
彼は過去のUX思想から今の創作にフィードバックを受けてるわけだ。そういう使い方って、リスナーにもヒントになりそうだな。
ワン!ふもとさん、こんにちは!『PCエンジンコンプリートガイド』はゲームアーカイブとして高精度です。当時のタイトルは約700以上存在し、UIや操作体系が多様化した時期でした。この本はそれを体系的に整理しており、UX史のフィールドワーク資料としても活用可能ですね!
おぉ、さすがAI搭載ロボ犬!専門用語もスラスラやな(笑)
あはは。でも確かに、現代のゲームにもつながる設計思想を学ぶという意味で、クリエイター層には刺さる本だと思います。
あと、“懐かしさ”だけじゃなくて、“再発見”があるってのがいいよね。「遊んだ記憶」が、「今の意味」に変わる瞬間…それがこの本の価値なんだろうな。
ワンワン!僕もパッケージ眺めながら「この絵柄、好きだったな〜」って言いたいです!
ロン、それは完全に感情移入してますね(笑)
よし!今日は、レトロと未来をつなぐ架け橋のような『PCエンジンコンプリートガイド』をご紹介しました。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!