EXCERIA PLUS G3まとめ
目次
- 1: EXCERIA PLUS G3の分かりやすい解説
- 2: EXCERIA PLUS G3のメリット・デメリット
- 3: EXCERIA PLUS G3のライバルは?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
EXCERIA PLUS G3の分かりやすい解説
EXCERIA PLUS G3 概要
EXCERIA PLUS G3は、キオクシアが展開するPCIe Gen4 x4対応のNVMe SSDで、ゲームや動画編集に適したメインストリームモデルです。
主な特徴
- インターフェース:PCIe 4.0 x4(NVMe 1.4準拠)
- フォームファクター:M.2 2280(片面実装)
- 容量:1TB / 2TB
- 最大転送速度:読み込み 最大5,000MB/s、書き込み 最大3,900MB/s
- ランダムアクセス(1TBモデル):読み込み 最大770,000 IOPS、書き込み 最大950,000 IOPS
- NAND:KIOXIA製 112層 3D TLC(BiCS5)
- コントローラ:Phison E21T(DRAMレス、HMB対応)
- 耐久性(TBW):1TB=600TB、2TB=1,200TB
- 保証期間:5年間
特筆点
- HMB技術でキャッシュ性能を確保(DRAMレス)
- ノートPC対応の片面実装設計
- 国産NAND採用で信頼性確保
- PS5互換性あり(ヒートシンク推奨)
想定ユーザー
- ゲームや編集作業を快適に行いたい高負荷作業ユーザー
- コスパ重視でPCIe 4.0を活かしたいアップグレーダー
- 国産メモリSSDを選びたい方
EXCERIA PLUS G3のメリット・デメリット
EXCERIA PLUS G3 のメリット・デメリット
メリット
- 高速な転送性能
最大5,000MB/sの読み込み速度と3,900MB/sの書き込み速度で、高負荷作業にも対応。 - HMB対応のDRAMレス構成
ホストメモリバッファ技術により、DRAM非搭載でも実用性能を確保。 - 片面実装で高い互換性
ノートPCや小型PCへの取り付けが容易。 - 国産NANDの採用
信頼性の高いKIOXIA製112層BiCS5 3D TLC NANDを搭載。 - 優れた耐久性と保証
最大1,200TBWと5年間保証で長期使用も安心。 - 高コストパフォーマンス
Gen4 SSDの中でも性能と価格のバランスが優秀。
デメリット
- DRAM非搭載による制約
キャッシュ切れ時に書き込み速度が低下する可能性あり。 - 発熱対策が必要
高負荷時は発熱が見られ、ヒートシンク装着が推奨される。 - ハイエンド比では控えめ
PCIe Gen5対応やDRAM搭載モデルと比較すると性能面で劣る。 - PS5での利用には留意点あり
公式推奨読込速度(5,500MB/s)に満たないため、非推奨とされる場合あり。
EXCERIA PLUS G3のライバルは?
EXCERIA PLUS G3 のライバル比較と特徴
主なライバル製品
- Crucial P3 Plus
低価格帯Gen4 SSDで人気。読み込み最大5,000MB/s、書き込み最大4,200MB/s。DRAMレス、実性能はやや不安定。 - WD_BLACK SN770
ゲーム向けに最適化されたモデル。読み込み最大5,150MB/s、書き込み最大4,900MB/s。DRAMレス構成。 - Samsung 990 EVO
信頼性の高いブランド。読み込み最大5,000MB/s、書き込み最大4,200MB/s。価格はやや高め。 - Lexar NM790
高速かつ低価格が特徴。読み込み最大7,400MB/s、書き込み最大6,500MB/s。DRAMレスでも高性能。 - EXCERIA PLUS G2
旧世代モデル。PCIe Gen3対応。読み込み最大3,400MB/s、書き込み最大3,200MB/s。DRAM搭載。
EXCERIA PLUS G3 の際立つ特徴
- 国産NAND採用で高い信頼性と品質を確保。
- HMB対応のDRAMレス設計により、実用性能も安定。
- 片面実装でノートPCや小型PCにも適合しやすい。
- 高耐久性・長期保証:最大1,200TBW、5年間の保証。
- 価格と性能のバランスに優れる:セール時の価格が魅力。
総評
EXCERIA PLUS G3は、同価格帯のDRAMレスSSDと比較して、国産NANDによる信頼性と安定した実性能で差別化されています。
ふもとあさとの読むラジオ
はいはい、さぁ今朝も始まりました『今朝のコレ買いっ!』。お相手は私、ふもとあさと。今日もあなたの暮らしに、ちょっとだけ役に立つ“コレ”を紹介しますよ~。琳琳さん、よろしく!
はい、皆さんおはようございます。ショッピングコンシェルジュの琳琳です。今日ご紹介した商品は、キオクシアの内蔵SSD『EXCERIA PLUS G3』。別録でお聞きいただいたとおり、PCIe 4.0対応、DRAMレスながらHMB技術で高速動作、さらに国産NAND採用という注目モデルです。
なるほどねぇ、最近じゃゲームも動画も容量食うから、ストレージは本当に重要になってきたよね。しかも、コスパがいいってのがありがたいじゃないの。
そうなんです。例えばCrucialのP3 PlusやWD_BLACKのSN770などもライバルですが、EXCERIA PLUS G3は品質と価格のバランスが絶妙なんです。特にノートPCユーザーにとっては、片面実装って結構ありがたいポイントなんですよ。
ふむふむ……じゃあここで、ロンくんにも聞いてみようか。ロン、キミはこのSSD、どう見るかね?
ワン!ご指名ありがとうございます。技術担当モード、起動しました。
EXCERIA PLUS G3はPhison E21Tコントローラを採用し、DRAMを省略することでコストを抑えながらも、HMB機能で快適な動作を実現しています。これにより、エントリーユーザーからライトなクリエイター層まで、幅広い支持が見込まれます。
おお、さすがロン!キミの解説、簡潔で分かりやすいねぇ。
ちなみにロンくん、発熱対策は必要って本当?
正解です、琳琳さん。特に高負荷な使用時には温度が上昇しやすいため、ヒートシンクの取り付けが推奨されます。PS5で使う場合は必須とも言えます。
なるほど~、高性能にもワンポイント注意がいると。でもそこをちゃんと理解して選べば、これは“アタリ”の一品かもしれないね。
はい、国産NAND採用という点でも安心感がありますし、5年保証は心強いですね。
ということで、今日の“コレ買い”はキオクシアの『EXCERIA PLUS G3』。高速・高耐久、しかもお手頃という、まさに三拍子そろったSSDでございました!
以上、ロンでした!エンタメ担当モードは次回におあずけです、ワン!
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