置くだけで安心!置き型手すりの魅力と選び方ガイド
目次
- 1: まずは知っておきたい《置き型手すり》とは?
- 2: メリット・デメリットを整理してみよう
- 3: ライバル製品と比べてわかる《置き型手すり》の強み
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
まずは知っておきたい《置き型手すり》とは?
手すりと聞くと、壁にガッチリ固定されたものを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも最近は、“置くだけ”で使える手すりがあるんです。そう、まるで家具のように、ポンと床に置くだけ。これが《置き型手すり》です。
工事不要で、設置も撤去もカンタン。しかも介護保険のレンタル対象になる製品も多く、実はかなり“使える”アイテムなんです。重さや形状に工夫がされていて、安定感もバッチリ。必要なときに、必要な場所へ、サッと移動可能なのも魅力のひとつ。
使える場所は意外と多くて、たとえば…
- ベッドの横で「起き上がり」をサポート
- 玄関で「靴の脱ぎ履き」をラクに
- 廊下で「ちょっとした段差」を安全に乗り越える
向いている人も実は幅広い
- 賃貸住まいで「壁に穴を開けたくない」人
- 一時的なケガや妊娠中など「期間限定で使いたい」人
- 介護環境が変化しやすいご家庭で「柔軟に対応したい」人
転ばぬ先の杖ならぬ、「置くだけの安心」。まずはこの便利アイテムの存在を知っておくだけでも、いざというときの選択肢がグッと広がりますよ。
メリット・デメリットを整理してみよう
「置くだけで使えるなんて便利!」と思った方、ちょっと待ってください。確かに《置き型手すり》は魅力的ですが、使う前に知っておきたいポイントもあります。ここでは、メリットとデメリットをざっくり整理してみましょう。
まずはメリットから
- 工事不要:壁に穴を開ける必要なし。賃貸でも安心。
- 移動自由:使う場所を変えられるので、状況に応じて柔軟に対応可能。
- 安定感:重心設計や滑り止めなど、安全性に配慮された製品が多い。
- レンタル可能:介護保険の対象になる製品もあり、費用面でも助かる。
- 種類豊富:用途や設置場所に合わせて選べるバリエーションが充実。
でも、ちょっとした注意点も
- 重量:安定性のためにある程度の重さが必要。持ち運びにはやや力がいる。
- スペース占有:床に置くため、狭い場所では邪魔になることも。
- 掃除の手間:床との接地面が多く、ホコリが溜まりやすい。
- 製品による安定性の差:安価なものはグラつきやすい場合も。選ぶ際は要チェック。
選び方のヒント:あなたの生活スタイルに合わせて
たとえば「玄関で靴を履くときにフラつく」という方なら、コンパクトで安定性重視のタイプがおすすめ。逆に「ベッド横で使いたい」なら、高さ調整ができるタイプが便利です。
大切なのは、「どこで」「誰が」「どんなふうに」使うかをイメージすること。置き型手すりは万能ではありませんが、使い方次第で“安心のパートナー”になってくれるはずです。
ライバル製品と比べてわかる《置き型手すり》の強み
手すりとひと口に言っても、実は種類はいろいろ。《置き型手すり》の魅力をより深く理解するには、他のタイプと比べてみるのがいちばんです。
代表的なライバル製品たち
- 壁固定型:壁に直接取り付けるタイプ。安定性は抜群だが、工事が必要で賃貸では難しい。
- 突っ張り型:床と天井で突っ張るタイプ。工事不要だが、天井の強度や高さに左右される。
- ベッド差し込み型:ベッドの下に差し込むタイプ。寝室専用で、ベッドの形状に依存する。
《置き型手すり》との違いはここ!
- 工事の有無:壁固定型は工事必須。置き型は完全に不要。
- 安定性:壁固定型が最強だが、置き型も製品によっては十分な安定感あり。
- 設置自由度:置き型は移動も設置も自由自在。突っ張り型や差し込み型は場所が限定されがち。
製品別のざっくり比較表
タイプ | 工事 | 安定性 | 設置自由度 |
---|---|---|---|
置き型(例:たちあっぷ) | 不要 | 中〜高 | 高 |
壁固定型 | 必要 | 高 | 低 |
突っ張り型(例:ルーツ) | 不要 | 中 | 中 |
ベッド差し込み型 | 不要 | 中 | 低(寝室限定) |
選び方のまとめ
「とにかく安定性重視」なら壁固定型、「設置場所を柔軟に変えたい」なら置き型が有力候補。突っ張り型や差し込み型も、条件が合えば便利です。
大切なのは、使う人の生活スタイルと設置環境。手すり選びは“安心”をデザインすること。だからこそ、比較して納得して選ぶことが何より大事なんです。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。いや〜、置き型手すりって、思ってた以上に奥が深いねぇ。
そうなんです。工事不要で設置できるのに、安定感もあって、使い方次第でかなり頼れる存在なんですよ。
僕なんか、手すりっていうと「壁にガッチリ固定」ってイメージだったけど、置くだけで使えるっていうのは、ちょっとしたカルチャーショックだったなあ。
しかも、賃貸のお住まいでも使えるっていうのがポイントですよね。壁に穴を開けなくて済むので、引っ越しの多い方や、介護環境が変わりやすいご家庭にもぴったりです。
なるほどねぇ。でも琳琳ちゃん、置き型っていうと、ちょっとグラついたりしないの?って心配になる人もいるんじゃないかな。
そこがまさに選び方のポイントなんです。製品によって安定性に差があるので、重さや滑り止めの有無、高さ調整機能などをチェックするのが大事ですね。
うんうん。でも、壁固定型とか突っ張り型とか、他にもいろんなタイプがあるんだよね?
はい。壁固定型は安定性は抜群ですが、工事が必要。突っ張り型は工事不要ですが、天井の強度に左右されます。置き型はその中間で、設置自由度が高いのが魅力です。
なるほどねぇ…よし、ロン!ちょっと専門的な視点からも教えてくれないか?
ワン!呼ばれて飛び出て、ロンです。置き型手すりは、重心設計と摩擦力のバランスが命。最近のモデルでは、床材との相性まで考慮した滑り止め加工が施されているものもありますよ。
おお〜、さすが森羅万象に通じるロン。じゃあ、リスナー目線でもどう?実際に使う人の気持ちとしては。
はいっ。たとえば「夜中にトイレに行くとき、ちょっと不安…」という方には、ベッド横に置くだけで安心感がグッと増します。あと、玄関で靴を履くときにふらつく方にもおすすめです。
ロンくん、消費者目線もバッチリですね。ちなみに「たちあっぷ」や「ルーツ」など、製品ごとの特徴も比較して選ぶと失敗しにくいですよ。
いや〜、今日は勉強になったなあ。手すりって、ただの“棒”じゃないんだね。安心を支えるパートナーなんだ。
その通りです、ふもとさん。手すりは“転ばぬ先の杖”ならぬ、“置くだけの安心”です!
うまいこと言うなぁ(笑)。さて、次回は「手すりのデザイン進化」についても掘り下げていきますよ。琳琳ちゃん、ロン、よろしくね!
はい、楽しみにしています!
ワン!お任せください!