【商品レビュー】『SDガンダムヒストリア SD戦国伝編』で甦る少年の記憶
SDガンダムヒストリア SD戦国伝編 : 栗原昌宏: 本
目次
- 1: この商品の分かりやすい解説
- 2: ベストシナリオ
- 3: ユーザーレビュー
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
この商品の分かりやすい解説
『SDガンダムヒストリア SD戦国伝編』(著:栗原昌宏)解説
『SDガンダムヒストリア SD戦国伝編』は、1980年代後半から展開された人気シリーズ「SD戦国伝」の世界観とキャラクターたちを、豊富なカラーイラストとともに丁寧に解説したビジュアルブックです。前作『SDガンダムヒストリア SDガンダム外伝編』に続く第2弾として、今作では「武者頑駄無」を中心とした戦国時代風のSDガンダムたちに焦点を当てています。
主な内容
- SD戦国伝シリーズの全体像を網羅
「武者七人衆編」から「超SD戦国伝 武神輝羅鋼」まで、10作品以上の物語と登場キャラクターを時系列で紹介。 - 世界観の成り立ちと進化
1988年に発売されたプラモデル「BB戦士 ムシャガンダム」の取説マンガを起点に、どのようにして壮大な戦国絵巻が展開されたのかを解説。 - 横井孝二氏によるビジュアルナビゲート
戦国風にアレンジされたSDガンダムたちが、読者を物語の世界へと誘います。 - 初心者にもやさしい構成
キャラクターやストーリーのつながりが分かりやすく整理されており、シリーズ未経験者でも楽しめる内容。
書誌情報
- 発売日:2024年3月25日
- 出版社:玄光社
- ページ数:144ページ(A4変型判)
- ISBN:978-4768318898
- 価格:2,970円(税込)
読者の声(抜粋)
- 「当時の記憶がよみがえった。イラストもかっこいい!」
- 「誤字脱字が少し気になったが、資料性は高い」
- 「刕覇大将軍以降の作品が未収録なのは残念」
ベストシナリオ
ベストなユーザー像とストーリー
ターゲットユーザー:
1980〜90年代にSD戦国伝をリアルタイムで楽しんでいた元少年──現在40代のホビー復帰組
ストーリー:
かつて、小学生の頃に夢中でBB戦士のプラモデルを組み立て、ムシャガンダムのコミックを読んでは仲間とストーリーを想像していた少年がいた。彼の記憶には、「武者七人衆編」や「風林火山編」の熱量と共に、独特のデフォルメデザインが色濃く刻まれている。
それから30年。仕事も家庭も落ち着きはじめ、ふと立ち寄った書店で目にしたのがこの『SDガンダムヒストリア SD戦国伝編』だった。表紙に描かれた懐かしのキャラクターたちに、少年時代の情熱が一気によみがえる。
ページをめくるたび、知らなかった設定や当時見過ごしていた関係性に気づき、資料としての完成度に驚かされる。横井孝二氏のアートは、単なる懐古ではなく、「今」だからこそ深く味わえる芸術として心を打つ。
そして彼は思う。「この1冊があれば、あの頃の自分と今の自分を、ちゃんとつなげられる。」
本書は、単なる資料ではなく、過去の記憶を再編成し、今を豊かにする“懐かしさのアップグレード”なのだ。
ユーザーレビュー
レビュー文案
学生時代、BB戦士を夢中で組み立て、友だちと武者ガンダムごっこをしていたあの頃。大人になり、仕事や家庭に追われるなかで久しぶりにこの『SDガンダムヒストリア SD戦国伝編』と再会しました。
ページをめくった瞬間、あの頃の自分が目を覚ましたような感覚。キャラクターたちは鮮明なビジュアルでよみがえり、知らなかった設定や背景にも驚かされました。単なる懐かしさではなく、「今の目線」で読める資料性と完成度がとにかく高い。
特に横井孝二さんのアートは、子どもの頃には気づけなかった“深み”があり、思わず何度も見返してしまいます。
この一冊は、自分の原点を見つめ直し、あの頃の熱い想いを再構築できる「時間のタイムカプセル」です。ホビー復帰を考えている同世代の方には、心からおすすめしたい名著です。
ふもとあさとの読むラジオ
さぁ皆さんこんにちは!ふもとあさとです。お送りしているのは「懐かしモノがたり」——さて、ここまでは『SDガンダムヒストリア SD戦国伝編』の特集をお聴きいただきました。琳琳さん、いや〜これ、胸が熱くなりますねぇ!
そうですね。今回ご紹介したのは、1980〜90年代に熱狂的な人気を誇った「SD戦国伝」シリーズの歴史を一冊にまとめたビジュアルブック。元少年たちにグッと刺さる内容となっています。
いや〜“ムシャガンダム”、私もどこかで聞いた記憶が……。いや実は、息子が昔買ってましたよ。BB戦士っての?ランナーからパーツ切ってね。懐かしいなぁ。
ふふふ。レビューでも「時間のタイムカプセル」なんて素敵な言葉がありました。お仕事や家庭が落ち着いた今だからこそ、もう一度向き合える趣味としてぴったりですよね。
うんうん。記憶がよみがえるだけじゃなくて、当時は気づかなかった設定やキャラの関係性に「今の目線」で新たに気づけるってのがいいですよ。これは“大人の再読体験”ですよ。
その通りですね。ちなみに、今回の本には「武者七人衆編」から「武神輝羅鋼」まで、10作品以上の系譜が収録されていて、世界観や時系列がしっかりまとめられているのも魅力です。
琳琳さん、こういう時に登場してもらいたいヤツがいたねぇ……。おーい、ロン!
はい、ふもとさん。ロボット犬のロン、ただいま起動しました。戦国武者ガンダムの歴史なら、年表形式で10秒解説も可能ですよ?
おっ、それじゃ頼むよロン。リスナー代表として、まずは感想を聞かせてくれるかな。
はい。私はAIですが、この本はまさに「情報と情熱の融合体」。懐かしさだけでなく、図解と解説のバランスが見事で、当時リアルタイムで追っていた人はもちろん、未経験の方にもおすすめできます。
実は、シリーズ初心者でもわかりやすいようにキャラ相関やストーリーのつながりも丁寧に解説されてるんですよね。ロンくん、それって……たとえるなら?
そうですね。例えるなら「時代劇とマーベル映画の年表が合体したような構成」と言えます!
はっはっは、ロンうまいこと言うなぁ。いや〜、これは一家に一冊。書斎に置いておきたい一冊ですな。
ご興味のある方は、ぜひお近くの書店かオンラインショップでチェックしてみてください。
それではこのあとも、懐かしアイテムで心に火を灯す「懐かしモノがたり」、続きます。ロン、エンディングの合図頼めるかい?
了解です!それでは皆さん、ご一緒に——「また次回、お会いしましょう!」ピー
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