【商品レビュー】しくじりからの再起を支える一冊──『逆境をはね返す力』の魅力
逆境をはね返す力: 1億円を詐欺られた「しくじり経営者」が教える、失敗を武器に変える超実践メソッド (ILI出版) | 杉山 大輔 | メンタリング・コーチング | Kindleストア | Amazon
目次
- 1: 商品解説:失敗を武器に変える“超実践”メソッドとは
- 2: ベストシナリオ:再起を誓う地方経営者・高橋誠さんの物語
- 3: よくある質問:誠さんが語る『逆境をはね返す力』のリアルなQ&A
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
商品解説:失敗を武器に変える“超実践”メソッドとは
「1億円、詐欺られました──」
そんな衝撃の一文から始まる、経営者・杉山大輔氏の“しくじり”物語。でもこの本は、ただの告白本じゃありません。失敗を“武器”に変える、超実践型のメンタリングメソッドが詰まった一冊なんです。
書籍タイトルは『逆境をはね返す力: 1億円を詐欺られた「しくじり経営者」が教える、失敗を武器に変える超実践メソッド』(ILI出版)。Kindle版で手軽に読めるのも嬉しいポイント。
著者の杉山氏は、19歳で起業し、MBAを取得後に複数企業を経営。順風満帆に見えたその人生が、ある日突然崩れます。信頼していた相手に1億円を詐欺られ、うつ状態に陥り、人間関係もズタズタに。まさに“人生のどん底”を味わった人物です。
でも、そこからの再起がすごい。彼は「失敗を分析し、言語化し、再構築する」ことで、自分自身を立て直しました。そのプロセスを体系化したのが本書のメソッド。
- バックキャスト思考で未来から逆算して今を見つめ直す
- 自問自答ノートで心のモヤモヤを言葉にして整理する
- 弱さを認める勇気が、再起の第一歩になる
こうした手法は、経営者だけでなく、転職活動中の人、フリーランス、失敗で自信を失っている人にも響くはず。読むことで「自分にもできるかも」と思える、“心の再起動スイッチ”が押される一冊です。
ベストシナリオ:再起を誓う地方経営者・高橋誠さんの物語
高橋誠さん、45歳。静岡県で小さな印刷会社を営む社長です。社員は10名、創業から20年。地元の商店街や学校との付き合いも長く、地域密着型の経営を続けてきました。
でも、コロナ禍を境に状況は一変。取引先の倒産、売上の激減、社員の離職──誠さんは「自分の経営判断が間違っていたのでは」と自責の念にかられ、次第に人と話すことも減っていきました。夜中に「経営者 失敗 立ち直り方」と検索する日々。そんなとき、Amazonで目に留まったのが『逆境をはね返す力』でした。
「1億円詐欺られた人が、どうやって立ち直ったのか?」
そのタイトルに、誠さんは吸い寄せられるように購入。Kindleで読み始めたその夜、涙が止まりませんでした。
「弱さを認める勇気」「未来から逆算する思考」「自問自答ノート」──どれも、今の自分に必要な言葉だったのです。
読後、誠さんはまず社員に「ありがとう」と伝えることから始めました。数ヶ月後には社内勉強会を立ち上げ、社員との関係も少しずつ修復。最近では地元の若手経営者と「しくじり共有会」を開くまでに。
「この本は、経営の教科書じゃない。心の再起動ボタンです」
──高橋誠さん(レビューより)
よくある質問:誠さんが語る『逆境をはね返す力』のリアルなQ&A
「この本、自己啓発っぽいけど、経営者じゃないと読みにくいですか?」
──そんな声、よく聞きます。でも僕(高橋誠)は、経営者だから響いたというより、「人間として、しくじった自分に寄り添ってくれる本だった」と感じました。だから、会社員でも主婦でも、フリーランスでも、失敗や不安を抱えている人なら、きっと何かを受け取れると思います。
「実践って言っても、難しいんじゃないですか?」
いえいえ、むしろ“やさしい”です。たとえば「自問自答ノート」は、紙とペンがあればすぐ始められるし、「バックキャスト思考」も、未来の自分を想像するだけでOK。僕はKindle版で読みましたが、紙の本なら書き込みながら進めるのもアリですね。
「読んだあと、何が変わるんですか?」
僕の場合は、まず“自分を責めるクセ”が減りました。失敗を「ダメな証拠」じゃなく、「次に活かす材料」として見られるようになったんです。社員との関係も、少しずつですが修復できました。
「買ってよかったですか?」
はい。この本は、僕にとって“心のリセットボタン”でした。読むだけじゃなく、書きながら、考えながら、自分と向き合える。そんな時間をくれた一冊です。
ふもとあさとの読むラジオ
いや〜、聞き入りましたねぇ。高橋誠さんのエピソード、沁みましたよ。失敗って、誰にでもあるけど、あそこまで真正面から向き合えるって、なかなかできないもんです。
そうですね。『逆境をはね返す力』、タイトルだけ見るとちょっとハードル高そうですが、実際はとても読みやすくて、優しい本なんですよね。Kindle版もあるので、気軽に手に取れるのもポイントです。
琳琳ちゃん、あの「自問自答ノート」って、どういうものなの?
はい、これは自分の気持ちや考えを紙に書き出して整理するワークです。たとえば「今の自分は何に悩んでいるのか」「本当はどうしたいのか」など、問いを立てて、それに答えていくんです。心理的なセルフケアにも近いですね。
なるほどねぇ。私も昔、日記に「今日の反省」って書いてたけど、それとは違うのかな?
似ている部分もありますが、目的が「自分を責める」じゃなくて「自分を理解する」ことなんです。だから、反省よりも“対話”に近いかもしれません。
うんうん、いいねぇ。じゃあ、ロンにも聞いてみようか。ロン、こういうメソッドって、科学的にも意味あるの?
はい、ふもとさん。自問自答による自己対話は、心理学的にも有効とされています。特に「バックキャスト思考」は、未来志向の行動計画に役立ち、うつ傾向の軽減にもつながるという研究があります。
おお〜、さすがロン。森羅万象に通じてるだけあるねぇ。
ちなみに、読者レビューでも「読むだけで涙が出た」「自分を責めるクセが減った」という声が多いんですよ。
それはもう、読むラジオ的に言えば「心の再起動スイッチ」だね。ロン、リスナー目線で言うと、どんな人におすすめ?
はい。失敗で自信を失っている方、転職や独立を考えている方、そして人間関係に悩んでいる方に特におすすめです。読むことで「自分にもできるかも」と思えるようになります。
うん、背中を押してくれる本だねぇ。琳琳ちゃん、最後にお値段と購入方法、お願いできますか。
はい。『逆境をはね返す力』は、ILI出版からKindle版で発売中です。Amazonで「杉山大輔 逆境」で検索するとすぐ見つかりますよ。
ということで、今日の読むラジオは「しくじりからの再起」をテーマにお届けしました。ロン、締めの一言、お願い!
しくじりは、人生のバグじゃない。アップデートのチャンスです!
うまいこと言うねぇ〜!それではまた次回、お耳にかかりましょう!