instax WIDE Evoまとめ
目次
- 1: instax WIDE Evoの分かりやすい解説
- 2: instax WIDE Evoのメリット・デメリット
- 3: instax WIDE Evoのライバルは?
- 4: ふもとあさとの読むラジオ
instax WIDE Evoの分かりやすい解説
instax WIDE Evo(インスタックス ワイド エボ)は、富士フイルムが2025年に発売した“チェキ”シリーズ初のワイドフォーマット対応ハイブリッドインスタントカメラです。デジタルとアナログの魅力を融合し、撮影からプリントまでを自在に楽しめる一台です。
特徴
1. ワイドフォーマットで広がる表現力
- 使用フィルム:instax WIDE(画面サイズ 86×108mm)
- 通常のチェキ(mini)より約2倍のサイズで、風景や集合写真に最適
- 広角レンズ(35mm換算で16mm相当)を搭載し、シリーズ最大の画角を実現
2. 多彩なエフェクトで“作品”に
- 10種類のレンズエフェクト(例:ソフトグロー、ハーフカラーなど)
- 10種類のフィルムエフェクト(例:レトロ、ウォーム、モノクロなど)
- 6種類のフィルムスタイル(フレーム付きデザイン)
- レンズエフェクトは100段階以上で微調整可能
3. アナログ感を大切にした操作性
- レバー式シャッターで、半押しでAF、押し込みで撮影
- クランクレバーを回してプリント実行
- 各種エフェクトは専用ダイヤルやボタンで直感的に操作可能
4. スマホ連携でさらに便利に
- Bluetooth接続でスマホと連携
- スマホ内の画像をチェキプリント可能
- リモート撮影やDiscover Feed(他ユーザーの設定共有)にも対応
- 対応アプリ:instax WIDE Evo専用アプリ(iOS/Android)
5. その他仕様
- 撮像素子:1/3型CMOSセンサー(最大4608×3456ピクセル)
- 液晶モニター:3.5型(約46万ドット)
- 記録メディア:内蔵メモリー/microSD対応
- サイズ:約138.7×125×62.8mm、重量:約490g(付属品除く)
instax WIDE Evoは、「撮る楽しさ」と「残す喜び」を両立させた進化系チェキ。クラシックなデザインと最新機能を兼ね備え、写真表現をもっと自由に、もっと楽しくしてくれる一台です。
instax WIDE Evoのメリット・デメリット
instax WIDE Evo のメリット・デメリット
【メリット】
- ワイドフォーマット対応
86×108mmのワイドフィルムに対応し、風景や集合写真も余裕で収まる。miniサイズの約2倍の面積で迫力あるプリントが可能。 - 多彩なエフェクト機能
10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトを自由に組み合わせ可能。段階の度合い調整ができ、細やかな表現が可能。撮影後に画像を選んでプリントできるため、失敗を減らせる。 - アナログとデジタルの融合
シャッターやプリント操作にレバーやクランクを採用し、フィルムカメラのような操作感。クラシックなデザインと質感で、所有欲を満たす。 - スマホとの高い連携性
Bluetooth接続でスマホからのダイレクトプリントが可能。リモート撮影や他ユーザーの設定を共有できる「Discover Feed」機能も搭載。 - 内蔵メモリ搭載
約45枚分の画像を保存できる内蔵ストレージを搭載。SDカードがなくてもすぐに使える手軽さ。
【デメリット】
- 本体サイズと重量
サイズ:約138.7×125×62.8mm、重量:約490gとやや大きく重い。持ち運びには不向きで、日常使いにはかさばる印象。 - フィルムコストが高め
instax WIDEフィルムはminiよりも価格が高く、1枚あたりのコストが割高。撮影枚数が多い人にはランニングコストが気になる。 - 操作に慣れが必要
シャッターやエフェクト操作がアナログ的で、初心者にはやや複雑に感じる可能性がある。 - 電源操作がやや不便
電源ON/OFFが物理ダイヤル式で、再起動時に一度OFF→ONの操作が必要。自動スリープ復帰ができない点はやや煩雑。
instax WIDE Evoは、「作品としての写真を残したい人」や「アナログ感を楽しみたい人」にとって非常に魅力的な一台です。一方で、軽快さやコストパフォーマンスを重視するユーザーには、miniシリーズの方が合っているかもしれません。
instax WIDE Evoのライバルは?
instax WIDE Evo のライバルと比較による特徴分析
ライバル機種:instax mini Evo
instax WIDE Evoの最大のライバルは、同じく富士フイルムが展開するハイブリッドインスタントカメラinstax mini Evoです。両者は「撮影後に画像を選んでプリントできる」という共通点を持ちながら、用途・サイズ・表現力において明確な違いがあります。
【比較ポイントとWIDE Evoの優位性】
- フィルムサイズと表現力
WIDE Evo:86×108mmのワイドフィルム。miniの約2倍の面積で、風景や集合写真に最適。
mini Evo:54×86mmのミニフィルム。名刺サイズでコンパクト、手帳やアルバム向き。
⇒ 迫力あるプリントや作品性を求めるならWIDE Evoが優位。 - レンズと画角
WIDE Evo:35mm換算で16mm相当の超広角レンズを搭載。
mini Evo:35mm換算で28mm相当の標準レンズ。
⇒ 広い画角で撮りたいユーザーにはWIDE Evoが圧倒的に有利。 - エフェクトの自由度
WIDE Evo:10種類のレンズエフェクト+10種類のフィルムエフェクトに加え、100段階の度合い調整が可能。
mini Evo:同じく10×10の組み合わせだが、度合い調整は不可。
⇒ 細かく表現をコントロールしたい人にはWIDE Evoが最適。 - 操作感とデザイン
WIDE Evo:プリントクランクやレバー式シャッターなど、アナログ感を重視した操作性。
mini Evo:よりコンパクトで軽量、スマホ感覚で扱いやすい。
⇒ カメラを操作する楽しさを重視する人にはWIDE Evoが魅力的。 - 解像度と画質
WIDE Evo:1600×1260ドットの高解像度プリント(スマホ印刷時は800×1260)。
mini Evo:1600×600ドット(スマホ印刷時は800×600)。
⇒ 大きく美しく残したいならWIDE Evoが優れている。
【WIDE Evoが向いているユーザー】
- 写真を作品として残したい人
- 風景や集合写真をよく撮る人
- アナログな操作感を楽しみたい人
- 細かいエフェクト調整で表現にこだわりたい人
【mini Evoが向いているユーザー】
- コンパクトさと軽快さを重視する人
- 日常のスナップやポートレートを気軽に撮りたい人
- スマホ感覚で簡単に使いたい人
instax WIDE Evoは、mini Evoと比べて「表現力」「迫力」「操作体験」において一歩先を行くモデルです。“撮る楽しさ”と“残す満足感”を両立したい人にこそふさわしい一台といえるでしょう。
ふもとあさとの読むラジオ
さあ、ここからはスタジオに戻ってまいりました。お相手は、朝の声・ふもとあさとです。そして…
アシスタントの琳琳です。よろしくお願いします!
いや〜、今の特集、聞きごたえありましたねぇ。《instax WIDE Evo》。チェキもここまで来たかって感じですよ。
本当にそうですね。ワイドフォーマットで、しかもデジタルとアナログの融合。まさに“進化系チェキ”です。
私はね、あの「クランクを回してプリントする」っていうのがグッときましたよ。昔のフィルムカメラを思い出すというか、手応えがあるっていうの?
琳琳ちゃん、あれって今の若い人にもウケるのかな?
はい、実は「レトロ体験」がZ世代にも人気なんです。スマホで撮るのが当たり前の時代だからこそ、あえて“物理的に残す”っていうのが新鮮みたいですね。
なるほどねぇ。で、ライバルはやっぱりmini Evoなんだよね?
そうです。mini Evoはコンパクトで軽くて、日常使いにぴったり。でもWIDE Evoは、フィルムが2倍のサイズで、風景や集合写真に強い。
それに、エフェクトの調整が100段階もできるんですよ。
100段階!? それはもう、写真っていうより“作品”だね。
…よし、ここでちょっとロンにも聞いてみようか。ロン、君はどう見てる?
ワン! 呼ばれて飛び出て、ロボット犬のロンです。
今回のWIDE Evo、技術的にもかなり面白いですよ。センサーは1/3型CMOSで、プリント解像度も1600×1260ドット。
スマホからのBluetoothプリントにも対応していて、まさに“ハイブリッドの完成形”ですね。
おお〜、さすがロン博士。じゃあ、消費者目線ではどう?
はい、リスナー代表として言わせてもらうと…「でかいけど、映える!」です。
確かにサイズは大きめですが、その分、プリントしたときの満足感が段違い。
あと、操作がちょっとクセになるんですよ。レバーを引いて、クランクを回して…って、まるで儀式みたいで楽しいです。
ロン、うまいこと言いますね(笑)
うんうん、やっぱり“手を動かす喜び”ってあるよね。
琳琳ちゃん、最後にひとこと、まとめてもらえる?
はい。《instax WIDE Evo》は、写真を「記録」から「表現」に変えてくれるカメラです。
大きく、自由に、そしてアナログに。そんな一台を探している方には、ぜひおすすめしたいですね。
いいまとめ! というわけで、気になった方はぜひチェックしてみてください。
このあとも番組はまだまだ続きますよ〜!