DDR4メモリの選び方とポイントを徹底解説
目次
- 1: DDR4 メモリ@パソコン・周辺機器 > メモリ > DDR4 メモリ比較
- 2: DDR4 メモリ@パソコン・周辺機器 > メモリ > DDR4 メモリの選び方、ポイントまとめ
- 3: ふもとあさとの読むラジオ
DDR4 メモリ@パソコン・周辺機器 > メモリ > DDR4 メモリ比較
DDR4メモリの良い点と悪い点
良い点
- 高速なデータ転送
DDR4メモリは、前世代のDDR3と比較してデータ転送速度が向上しています。一般的なDDR4の転送速度は2133MT/s~4266MT/sと幅広く、処理速度の向上に貢献します。 - 低消費電力
DDR4は1.2Vの低電圧で動作し、DDR3の1.5Vと比べて電力消費が抑えられています。これにより、ノートPCやサーバー環境での省電力化が期待できます。 - 大容量対応
DDR4メモリは、1枚あたり最大16GB~64GBの容量を持つモジュールが一般的で、より多くのデータを扱う用途に適しています。 - 安定した動作
高速化と低電圧化により、発熱が抑えられ、長時間の使用でも安定した動作が可能です。
悪い点
- DDR3との互換性なし
DDR4メモリはDDR3と互換性がなく、DDR3対応のマザーボードでは使用できません。アップグレードの際はマザーボードの交換が必要になります。 - 価格が高め
DDR4メモリは、DDR3と比べて価格が高めです。特に高性能なモデルはコストがかかるため、予算に応じた選択が必要です。 - レイテンシの影響
DDR4は高速なデータ転送が可能ですが、レイテンシ(遅延時間)がDDR3より若干高い場合があります。特定の用途では、DDR3の方が適していることもあります。 - 次世代DDR5の登場
DDR5メモリが市場に登場し始めており、今後はDDR4の主流性が低下する可能性があります。長期的な視点で見ると、DDR5への移行を検討する必要があるかもしれません。
DDR4 メモリ@パソコン・周辺機器 > メモリ > DDR4 メモリの選び方、ポイントまとめ
DDR4メモリの選び方とポイント
1. 容量の選び方
- 8GB
一般的なオフィス作業やWeb閲覧に十分。 - 16GB
動画編集やゲームプレイに適している。 - 32GB以上
高度なクリエイティブ作業や仮想環境の構築に推奨。
2. メモリの速度(MHz)
- 標準的な用途
2400MHz~3200MHzで十分。 - 高性能を求める場合
3600MHz以上を選ぶと処理速度が向上。
3. レイテンシ(CL値)
- CL値(CAS Latency)は、メモリの応答速度を示す。
- CL値が低いほど高速ですが、価格も高くなるため用途に応じた選択が必要。
4. 互換性の確認
- 購入前にマザーボードがDDR4に対応しているかを確認。
- DDR3とは互換性がないため、アップグレード時は注意が必要。
5. ブランドと保証
- 信頼性の高いメーカーを選ぶことで、長期的な安定性が確保できる。
- 保証期間が長い製品を選ぶと安心。
6. デュアルチャネル対応
- メモリを2枚セットで使用すると、データ転送速度が向上。
- 同じ容量・速度のメモリを2枚組で購入するのがおすすめ。
7. 将来性
- DDR5メモリが登場しているため、長期的な視点でDDR5への移行を考慮するのも一つの選択肢。
ふもとあさとの読むラジオ
いやー、今の解説、ためになりましたねぇ。改めて、DDR4メモリっていろんな特徴がありますね。琳琳さん、今回のポイントをもう一度まとめてもらえますか?
はい、DDR4メモリは高速なデータ転送、省電力、大容量対応といったメリットがある一方で、DDR3との互換性がない、価格が高めといった点も注意が必要ですね。また、購入時には容量、速度(MHz)、レイテンシ(CL値)、ブランドの信頼性などを考慮すると良いという話でした。
なるほどねぇ。最近はDDR5も登場しているけど、まだまだDDR4も現役ですし、選ぶ基準はしっかり押さえておきたいところですね。とはいえ、どんな人にどのメモリが合うのか、迷う方も多いんじゃないかな。そこで、頼りになるのがこの番組の特別キャラクター——我らが「ロン」くんです!
ワン! 呼ばれましたね、あさとさん!AIロボット犬のロンです。今日はDDR4メモリについてお困りの皆さんの疑問を解決するべく登場しました!
頼もしいねぇ、ロン!さて、リスナーの皆さんから「結局どんな人にどのメモリが合うの?」っていう質問が届いているんだけど、専門家の立場でズバッと答えてくれますか?
では、ざっくりタイプ別にまとめますね。
- オフィス作業・Web閲覧中心の方 → 8GB / 2400MHz~3200MHz
- 動画編集・ゲームプレイをする方 → 16GB / 3200MHz~3600MHz
- クリエイティブワークや仮想環境を構築する方 → 32GB以上 / 3600MHz以上
こういう用途別で選ぶと、性能のバランスが取りやすいですよ。
ありがとうございます、ロン!実際、メモリの選び方は用途によって大きく変わるんですね。価格の面も気になる方が多いと思うんですが、最近の価格動向はどうですか?
そうですね。DDR4メモリは以前より値下がり傾向にはありますが、ハイエンドモデルはまだ高めですね。一般用途なら16GB / 3200MHzがコストパフォーマンスが良いので、迷ったらこのあたりがオススメです。
なるほど~、選び方のヒントがたくさん出てきましたね!では、そろそろ締めに入りましょうか。琳琳さん、最後にリスナーの皆さんへアドバイスをお願いします。
はい!メモリはPCのパフォーマンスに直結する重要なパーツなので、目的に合ったものを選ぶのが大切です。価格、性能、将来のアップグレードも考えながら選んでくださいね。
素晴らしいまとめ!それでは、今回も楽しくお送りしました「テックの窓」。次回も最新テクノロジーを分かりやすく解説していきますので、お楽しみに! それでは皆さん、またお会いしましょう~。
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